ZIGGY

ZOO&RUBY

09_ZOO&RUBY

商品番号:TKCP-70092
Release Date:1993.7.21
Produced by:ZIGGY&坂井紀夫
最高位:5位

No TITLE 作詞 作曲 動画 歌詞
1 架空のサーカス 森重樹一 戸城憲夫 動画
2 砂の上のパラダイス 森重樹一 戸城憲夫 動画
3 MAYBE TOMORROW 森重樹一 森重樹一 動画
4 偽りの宮殿 森重樹一 戸城憲夫 動画
5 天のくれたメロディ
(LOVE IS EVERYTHING)
森重樹一 森重樹一 動画
6 BE YOURSELF 森重樹一 森重樹一 動画 動画
7 GOOD LUCK Mr.RICHMAN 森重樹一 戸城憲夫 動画
8 GARDEN OF ROSES 森重樹一 森重樹一 動画 動画
9 この空白が僕を埋めつくしてしまう前に 森重樹一 森重樹一 動画
10 追憶の夜に宝石を散りばめて 森重樹一 戸城憲夫 動画
11 LISTEN TO THE MUSIC 森重樹一 森重樹一 動画
12 星のない街の子供達 森重樹一 戸城憲夫 動画

ポップ=軟弱だとか思ってる連中がいっぱいいるじゃん。
俺は、すごく違うと思うしさぁ。すごく難しいことだし、陳腐じゃないポップスを作ることは、すごく大変な作業だと思うんだよ

93年 森重樹一 ROCKIN’ ON JAPAN インタビューより

ZIGGY最大の問題作。松尾、大山の脱退によって、ソングライターユニットとなった2人が目指したのは、前作「YELLOW POP」で、戸城が試みたBEATLES的ポップスだった。彼らが、何を目指したかは、アルバムジャケットのカブトムシとタイトルに表されている。(「ZOO&RUBY」の「&」を日本語の「と」に直してみよう)

とにかく、これはとんでもない冒険である。「ZIGGY=ポップなハードロック」という一般的な認識に対するあまりにも大胆な挑戦である。当時、戸城はソロプロジェクトLANCE OF THRILLを発動させ、テクニカルなハードロックを思う存分出来る環境が整った上、ジェリーフィッシュ(90年代のBEATLESともいうべきアメリカのポップロックバンド)を好んで聞いていた。そのため、彼はZIGGYを自分のポップ志向を満足させる場として発展させたっかたのだろうと思われる。また、その戸城の志向に引きずられる形で、森重の書く歌詞が変化。タイトルを見てもわかるように英語の歌詞が激減し、それに伴い、日本語の響きを重視したボーカルスタイルに変化している 。またプロデューサーの坂井紀夫の協力もあり、コーラスが複雑に入り組んだナンバーが多い。ZIGGYのそれまでの業績を無視すれば、きわめて完成度の高いPOPアルバムである。

従来のZIGGYファンには[6]を除けば、魅力のない作品に写ったかもしれない。現にこのアルバム以降、LIVE本数が激減し、発売後、中古屋にこの作品の在庫が目立った事も思い出す。このアルバムからZIGGYを離れた者も多いだろう。しかし、ここでの二人の姿勢は何よりも評価できる。自分達の本当にやりたい事を貫き通したこのアルバムのチャレンジ精神はROCK以外の何者でもないのだから……。


※この記事は過去に運営されていたファンサイトの記事を元に再構成させていただきました。



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