DATABASE
ゴールデン☆ベスト
レコード会社主導で発表されたベストアルバム(おそらくメンバーは、選曲等にはノータッチだと思われる)。この「ゴールデンベスト」シリーズは、他の各レコード会社からも多数発表されているお手軽ベストの定番シリーズであり、このリリースは、好意的解釈をすれば、日本のロックの歴史の一部としてZIGGYが認められたと言うことではないだろうか?
内容だが、「OREDER MADE」を拡大したような一般的ZIGGYイメージに忠実なもの…を予想していた人が大半だと思うが、以外にも侮れない選曲だ。冒頭の9曲は大ざっぱなZIGGYイメージに忠実なベストとして始まり、半ば幻になっていた「SING MY SONG」のカップリング曲[10]以降はシングル曲を中心に選曲…といった構成になっている。
ベスト盤として正しいかどうかは別にして、廃盤・入手困難になっていしまったシングルのカップリング曲(DISC1 [10]、[15] DISC2[10]、[12]、[15])が多数収められているのは、後追いファンにとってはたまらなくうれしいだろう。また、アルバム収録曲でもDISC1[2]、[14]、DISC2[16]、[17]はシングルバージョンでの収録(もっとも違いがハッキリわかるのはDISC1の2曲だけだが…)であり、マニアにもありがたい内容になっている。ここまでやったにもかかわらず「Silent Eveを待ちながら」のカップリング「無力なViolence」が未収録なのが惜しまれるところだ。
ブックレットは「HOT LIPS」「それゆけ!R&R BAND RE-VISITED」の使い回しで安っぽいベストではあるが、初期のアルバムが製造中止(廃盤?)の状態が続いている中、とりあえず初心者に勧められるベストが出たことは喜ばしい。次は初期のオリジナルアルバム再発売を望みたい。
※この記事は過去に運営されていたファンサイトの記事を元に再構成させていただきました。
TOUR’03 ROCK AND ROLL FREEDOM!
| No | TITLE | 作詞 | 作曲 |
|---|---|---|---|
| 1 | Introduction | – | MASATO TSUYA |
| 2 | Hello | Juichi | Juichi |
| 3 | 7DAY’S HANGOVER | Juichi | Juichi |
| 4 | 魔法にかかったみたいに | Juichi | Juichi |
| 5 | RECKLESS IMITATOR | Juichi | SOUNIN MATSUO |
| 6 | 愚か者のパレード | Juichi | SOUNIN MATSUO |
| 7 | もぬけのから | Juichi | Juichi |
| 8 | My Love | Juichi | Juichi |
| 9 | swanky☆boyz&punky☆girlz | Juichi | MASATO TSUYA |
| 10 | ROCK AND ROLL FREEDOM! | Juichi | Juichi |
「THIS IS ZIGGY」を目指したアルバム「ROCK AND ROLL FREEDOM!」をサポートする全国ツアー最終日の模様を収めたライヴDVD。当初「ドキュメンタリー」という副題がついていたため、今までと違う作り込んだドキュメントを期待させたが、そう考えると肩すかしを食らう。冒頭にメンバーの会場入りからリハーサル風景までを収録した約7分の映像(&ボーナストラック的にラストに収録された各地のツアーのダイジェスト映像)以外は、いたって普通のLIVEDVDである。
ただ、今までのビデオ作品と異なるのは、新作「ROCK AND ROLL FREEDOM!」とシングル「MY LOVE」のカップリング曲のみで構成されていると言うことである。LIVEの定番である「GLORIA」「SNAKE HIP SHAKES」というおなじみの曲は、ここでは聴けないが、作品の出来はともかく、ファンの評判は今一つ盛り上がらなかったこのアルバム収録作が、この先どれほど演奏されるかわからない以上、この映像は、貴重な記録となったはずだ。
やはり「MY LOVE」「RECLESS IMMITATOR」などツアー終盤にやっと披露された貴重な曲のライヴバージョンが聞けるのは、ありがたい。また、松尾がリードヴォーカルをとる「愚か者のパレード」もキチンと収録されており、三国義隆と交代でソロをとるシーンなども見ることも出来る。森重の声の調子も良く、作品そのもの出来は悪くない。やはり、この作品を評価できるかどうかは、収録曲の選択に納得がいくかいかないかであろう。
当日の収録曲の大半を収録した構成を望みたいのはやままだが、個人的には「ROCK AND ROLL FREEDOM!」の楽曲の良さを再認識させる構成を評価したい。ただ、この日、演奏された「BABYLON JUNKS」が未収録なのだけは納得がいかないが…
※この記事は過去に運営されていたファンサイトの記事を元に再構成させていただきました。
VICISSITUDES OF FORTUNE
商品番号(限定盤10,000枚):
MECR-6001~04
商品番号(通常盤):MECR-5001~04
Release Date:2004.09.08
Produced by:ZIGGY
最高位:50位
ZIGGYをZIGGYたらしめてるものは何なのか、という事に基づいてないと、ベストを出す意味もないと思うので
森重樹一/「BURRN!」2004年11月号 インタビューより
ZIGGY結成20周年を記念した4枚組のベスト盤。初回盤と通常盤の2パッケージが用意され、前者にはファミリーツリー、すごろく、写真集などが添付された豪華ハードケース仕様でのリリース。
また単なるベストというだけでなく、幻だったインディーズ盤の「それゆけ!R&R BAND」からDISC1[1][2]が収められ、「YELLOW POP」制作時のデモ音源3曲(DISC2[4][5][6])、「ZOO&RUBY」時のデモ音源4曲(DISC2 [11][12][13][14])も収録されている。[11][12]は、ゲストの横関敦のメタリックな早弾きフレーズを聴くことの出来る興味深いナンバー。[11]は後にMERCY BANDに提供した曲の初期バージョン。更に新曲も2曲(DISC4[11][12]で近年のZIGGYに顕著なROLLING STONES的色彩の感じられるROCK’N ROLLとバラード)が収められ、今まで全部のアルバムを持ってるファンも手に取らざるを得ない豪華版になっている。なお、選曲は主に森重を中心に行われ、全曲リマスタリングされた音源を使用している。
ベストという体裁にこだわれば、クオリティ低めなデモ音源を入れる必然性への疑問、あの名曲、このシングルカップリング曲は、なぜ収録されなかった……など問題はあるが、今までのベスト盤のようにZIGGYのポップな側面ばかりが強調されたものではなく、ZIGGYの幅広い音楽性と素場らしさを、歴史順に紹介したこの選曲は画期的だと思う。もし、お金と時間に余裕があるZIGGY初心者なら迷わず手にとって欲しい。ここに収められたのは豊かな才能から生み出された宝物達であり、果敢なチャレンジを繰り返したロック馬鹿達の素晴らしい記録なのだから……
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ライブ帝国 SNAKE HIP SHAKES~ZIGGY
| No | TITLE | 作詞 | 作曲 |
|---|---|---|---|
| 1 | SNAKE HIP SHAKES | Juichi | SNAKE HIP SHAKES |
| 2 | Fallen Angels | Juichi | SOUNIN MATSUO |
| 3 | 永遠のjustice〜この道の果てに〜 | Juichi | Juichi |
| 4 | POISON CHERRY | Juichi | Juichi |
| 5 | FLY HIGH FLY | Juichi | Juichi |
| 6 | HEAVEN AND HELL | Juichi | Juichi |
| 7 | MELANCHOLIA | Juichi | Juichi |
| 8 | AGAIN | Juichi | Juichi |
| 9 | La Vie en Rose | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 10 | Stunt Flyers | Juichi | SOWNIN MATSUO |
| 11 | STRONG WILL | Juichi | Juichi |
| 12 | BLACK OUT(失した週末に) | Juichi | Juichi |
1年ほど前に出た「ライブ帝国」シリーズの続編。今回もTVKの人気番組「ライブY」で放映された時のステージが収められている。
内容は2000年6月12日の横浜ベイホールのSNAKE HIP SHAKES時代のステージ([1]~[5])、とZIGGY名義復帰後初の関東でのライブである2002年5月21日のCLUB CITTA’のステージ([6]~[12])。(番組ではメンバーのコメントも収録されていたが、ここではカットされている)
当初「ライブ帝国 ZIGGY2」というタイトルで発売される予定だったが、発売延期、中止などの情報が飛び交いファンを心配させた後に何とか発売にこぎつけた。推測だが、当初は別の年代の音源を収録するはずだったのに、急遽差し替えになったのではないだろうか?
SNAKE HIP SHAKES時代のステージは、アルバム発売直前であり、必死にバンドを立て直そうとする力強い意志で動いていた時代の貴重な映像。メンバーのパフォーマンスも華がある。今となっては懐かしい長髪の松尾の姿を確認できることでも十分合格点。
しかしZIGGY名義復帰後のステージの方は、まだ未発表だった金盤からの[8]が演奏され、後の発表バージョンとは微妙な違いがあったりする…といった貴重性はあるが、演奏は荒く、森重の喉も本調子ではないようで華が感じられない。DVD未収録のインタビューで、松尾は「いやー、今日はよく間違えた」など言っていたが、[6]が完奏されず、ギターソロ前にとぎれてしまうのは、おそらく演奏失敗故だろう。
この映像は、考えようによっては全力疾走のSNAKE HIP SHAKESと、迷走期に入った現ZIGGYを象徴しているようにも見て取れる。ファンとしては複雑な思いが脳裏をよぎる罪なDVDかもしれない。
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JUST A ROCKIN’ NITE
「単純に「年を重ねたから渋めのサウンドをやろうぜ」という発想ではないんだよ。逆に言えばハードなギターがあって当たり前という状況を一度否定して、そうではない音で攻めてみようというアプローチは、新鮮なステップであることは間違いないんだけど…」
森重樹一/「Rockin’ f」2005年インタビューより
SNAKE HIP SHAKESの活動以降、半年に一度のペースで新作をリリースしてきた彼らだが、「ROCK AND ROLL FREEDOM!」発表後、メンバーのソロ活動が活発化したため、1年4ヶ月の間をおいての新作発表。しかし、出来上がった作品は、またしてもファンの間で賛否両論が飛び交う問題作となった。
森重は「バッドボーイズロック」を前面に押し出したソロ活動に続き、かつての相棒・戸城憲夫のバンドThe DUST’N’ BONEZに加入。刺激的な相手との共同作業の素晴らしさを思い出し、ZIGGYの看板の重荷から解放された活動を満喫。一方、松尾宗仁は高樹リオ、宮脇’JOE’知史らとのGlass Dorcus と同時進行で、自分の趣味を全開にしたソロアルバムを発表。この時期、彼らにとって果たしてZIGGYが一番大事だったかは、かなり怪しい…。
40代のロックバンドとしての今後も踏まえた上で、新たなるZIGGY像を模索している状況下ゆえ、舵取りになる人物が必要であるという森重の提案で、共同プロデューサーに近年のツアーやレコーディングで親密だった三国義貴氏が選ばれ、04年内にアルバムをリリースすべくプリプロがスタートした。しかし森重と松尾で、曲に対するアプローチで意見が対立。しばらくして松尾は森重に「森重に合うのは、もっとテクニックのあるクラシカルなラインの弾けるギタリストではないのか?」と電話で提案。更に自身の音楽業界からの引退をもほのめかす。加齢や様々な出来事が彼を窮地に追い込んでいたのかもしれない。だが、森重にとって松尾は、神田和幸と並ぶ「自分の曲を最も理解しているギタリスト」である以上、彼の離脱は避けなければならない。一時期は解散も考えた森重だが、危機的状況を何とか乗り越え、レコーディングは続けられた。
こういった苦悩の結果か、アルバムは松尾と森重の共通の趣味を強調したかのような渋めのロックアルバムとなり(松尾のギターは明らかにソロ活動の延長線上であるROLLING STONESを意識した音になっており[4][9]のようなストーンズサウンドの再現ともいうべき曲も生まれている。)今までのZIGGYにあった明確なわかりやすいサウンドは影を潜めている(従来の森重節ともいうべき曲は[2][8]のみ)。「脱ハードロック」をテーマに作業が進んだためか、森重の渋めバラード路線[3]、まるで「ZOO&RUBY」時の作風に戻ったかのような完成度の高いポップソング[5]、美しいバラード[6]など「オトナのZIGGY」ともいうべき作品が目立つ。今回のアルバムを象徴するかの様なハードロック色を排したロックンロール[1]も完成度が高いが、これは[7]とともにメジャーデビュー前のZIGGYでも演奏されていた古い曲である。 また三国との共同作業故か、音質、アレンジともかなり美しい音に仕上がっていることも特徴だ。
だが、こういった路線に違和感を感じたのは一部のファンだけではなく、森重自身でもあったことは「BURRN!」などのインタビューからも明らかだ。
迷いが感じられる作品であるのは否定できない。だが、ZIGGYがこれからも継続していくなら、ここで提示された「オトナのZIGGY」は後々の活動のための大きな礎になっているはずだ。
※この記事は過去に運営されていたファンサイトの記事を元に再構成させていただきました。
20th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE -VICISSITUDES OF FORTUNE-
ZIGGY NIGHT 2004.11.7 渋谷公会堂
| No | TITLE | 作詞 | 作曲 |
|---|---|---|---|
| 1 | 暗流 | 森重樹一 | 戸城憲夫 |
| 2 | 上海GIRL | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 3 | HOT LIPS | 森重樹一 | 森重樹一 松尾宗仁 |
| 4 | ONE NIGHT STAND | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 5 | I’M JUST A ROCK’N ROLLER | 森重樹一 | 戸城憲夫 |
| 6 | LET’S DO IT WITH THE MUSIC | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 7 | 悪魔と踊れ | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 8 | 愚か者のパレード | Juichi | SOUNIN MATSUO |
| 9 | BURNIN’ LOVE | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 10 | 午前0時のMERRY-GO-ROUND | 森重樹一 | 戸城憲夫 |
| 11 | STAY GOLD〜ドラムソロ | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 12 | LAST DANCEはお前に | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 13 | HAPPY GO LUCKY | Juichi | Juichi |
| 14 | I CAN’T STOP DANCIN’ | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 15 | BORN TO BE FREE | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 16 | WHISKY R&R AND WOMEN | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 17 | EASTSIDE WESTSIDE | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 18 | TOKYO CITY NIGHT | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 19 | それゆけ!R&R BAND | 森重樹一 戸城憲夫 |
戸城憲夫 |
| 20 | I’M GETTIN’ BLUE | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 21 | GLORIA | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 22 | 6月はRAINY BLUES | 森重樹一 | 森重樹一 |
結成20周年ライブパート2。タイトル通り(1曲を除き)ZIGGYナンバーで構成された完全版である。以外にも「暗流」からのスタートとなるこのライブは、中盤、森重自身が自嘲的に「懐メロ大会」と言ってることからもわかるように、主に92年までの大山在籍時のナンバー中心の選曲となっている。
冒頭3曲の流れは、スペシャルなライブであるという事も踏まえて、レアな選曲とキッチリした演奏で見所多し。前日のピリピリしたムードは押さえられているのは、やはり「懐メロ大会」として気負い無く楽しもうというメンバーの(というか森重の)意識が現れたものなのだろう。
前日に続き、素晴らしいプレイのJOEのドラムソロももちろん必見だが、最大の見所は、三国義貴のピアノをバックに森重が歌い上げる[22]だ。神々しいまでの森重の歌いっぷりに感動する人は多いはず。この1曲だけでも買う価値は十分あると断言しても良い。また[10]は「ROCK AND ROLL FREEDOM!」発売後のツアーで演奏されたオリジナルとは全く別アレンジのバージョンなので、好き嫌いはともかく注目すべき点だろう。
また、もう一つの隠れた見所として「OUT TAKE」を挙げておきたい。珍しく遅刻する森重など、前日の疲れを正直に表したものになっており、彼らもやはり人間なのだという事を実感させられるおもしろいドキュメンタリーとなっている。
※この記事は過去に運営されていたファンサイトの記事を元に再構成させていただきました。
20th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE -VICISSITUDES OF FORTUNE-
SNAKE HIP SHAKES NIGHT 2004.11.6 渋谷公会堂
| No | TITLE | 作詞 | 作曲 |
|---|---|---|---|
| 1 | RAT RACER | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 2 | SNAKE HIP SHAKES | Juichi | SNAKE HIP SHAKES |
| 3 | 蒼ざめた夜 | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 4 | NEVER SAY DIE | Juichi | SOWNIN MATSUO |
| 5 | R&Rミュージックに首ったけ | Juichi | Juichi |
| 6 | RAIN | Juichi | SOWNIN MATSUO |
| 7 | DEAR MY FRIEND | Juichi | SOWNIN MATSUO |
| 8 | CLOUDY SKY BLUES | Juichi | SOWNIN MATSUO |
| 9 | MELANCHOLIA | Juichi | Juichi |
| 10 | GLORIA | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 11 | Sweet little child〜ドラムソロ | Juichi | Juichi |
| 12 | DEADEND KIDS | Juichi | SOWNIN MATSUO |
| 13 | POISON CHERRY | Juichi | Juichi |
| 14 | HAPPY GO LUCKY | Juichi | Juichi |
| 15 | Stunt Flyers | Juichi | SOWNIN MATSUO |
| 16 | ACCEL | Juichi | SOWNIN MATSUO |
| 17 | BLACK OUT(失した週末に) | Juichi | Juichi |
| 18 | STRONG WILL | Juichi | Juichi |
| 19 | DON’T STOP BELIEVING | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 20 | EASTSIDE WESTSIDE | 森重樹一 | 森重樹一 |
結成20年を祝い、渋谷公会堂で行われたアニヴァーサリーLIVEの初日の模様を一部のMCを除いて、ほぼ完全収録したDVD。チケット発売時は客の入りが心配されたが、この初日はほぼ完売。2日目はソールドアウトという興行的に大成功を収めている。
実際にライブを見た際は、客の反応に対する森重のいらだちが目立ったり、森重から衝撃のMCがあったりなどピリピリムードが存在していたが、映像化されたのもはメンバーの楽しそうな表情などをうまくとらえており、私が当日感じた不快感はほとんど感じられないほど見事な編集になっている。
この日は、全力で駆け抜けたSNAKE HIP SHAKES時代の曲を中心の選曲で、改めて、この時期の楽曲の質の高さに驚かされる。よって見所はそれぞれの楽曲にあるのだが、中でもJOEのドラムソロのコーナーは圧巻だ。並のドラマーのドラムソロは退屈に感じるものだが、圧倒的なテクニックや得意のスティック回し、蛍光スティックによる暗闇でのパフォーマンスなど見る者を飽きさせない。他にも[16]で中間部のブレイクの後のギターの入るタイミングを松尾が間違えるシーンなど微笑ましい「らしい」シーンも楽しめる。三国義貴氏のキーポードのサポートが楽曲に微妙な変化を与えている点なども注目したい。
DVD本編終了後、「OUT TAKE」と題されたオマケに開演前に会場に入ってくるメンバー、楽屋での風景などが収録されており、その日のドキュメンタリーとして楽しみたい人は、まずここから再生するのも良いかもしれない。
※この記事は過去に運営されていたファンサイトの記事を元に再構成させていただきました。
ALL THAT ZIGGY III
| No | TITLE | 作詞 | 作曲 |
|---|---|---|---|
| 1 | 永遠のjustice 〜この道の果てに〜 | Juichi | Juichi |
| 2 | GLORIA | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 3 | RIVER OF TEARS | Juichi | Juichi |
| 4 | DEAR MY FRIEND | Juichi | SOWNIN MATSUO |
| 5 | RAIN | Juichi | SOWNIN MATSUO |
| 6 | HEAVEN AND HELL | Juichi | Juichi |
| 7 | 誓い~放浪者の丘の静けき夜~ | Juichi | Juichi |
| 8 | 7th derection | Juichi | Juichi |
| 9 | My Love | Juichi | Juichi |
| 10 | INNOCENCE OF BLUE | MORISHIGE, JUICHI |
MORISHIGE, JUICHI |
人気絶頂期に発売されたビデオシリーズの約15年ぶりの第3弾。ビデオクリップ集として紹介されることも多いが、実質的にはメンバーの赤裸々な証言が何よりも興味深いヒストリービデオである。(本来「III」と名付けられるべきなのは、92年から99年までのZIGGYの活動を網羅したものであって、むしろこのビデオは「Ⅳ」と考えるべきだろうが…)
戸城憲夫の脱退から始まった契約解除、バンド名使用制限などの逆境からSNAKE HIP SHAKESの立ち上げ、ZIGGY名義復活、そして現在の(松尾言うところの)倦怠期…といった激動の歴史を当時のプロモクリップを挟みながら、4人がそれぞれの立場で語るこのスタイルは、まさしくあの「ALL THAT ZIGGY」シリーズである。
既に雑誌のインタビュー等で語られていることが多く、驚愕の新事実!みたいなものはほとんど無いが、自身のスランプを克服した前向きなエピソードを語るJOE、「オレはヒールだから…」と言いながらもファンへの感謝をサラリと述べる松尾、いつも通り言葉を選びながら慎重に語る森重、まだファン気質が抜けないようにも見える様が微笑ましい津谷…と、それぞれの個性がにじみ出たインタビューはやはり抜群におもしろい。
もう一つの見所であるプロモクリップだが、[1]~[5]は、既に「SNAKE HIP SHAKES LAST FILM 2002」、[6][8]はシングルCD-EXTRAで発表済なのでありがたみはないが、他3曲は初商品化。中でも、聴力を失いつつある音楽家とその恋人の苦悩の日々を綴った物語風クリップ[10]が貴重であるし、メンバーが一切登場しない異色作として一度は見て置いても良いのではないだろうか?
※この記事は過去に運営されていたファンサイトの記事を元に再構成させていただきました。
ONE NIGHT STAND -真夏の夜の夢- 2005.07.02 AT 日比谷野外音楽堂
| No | TITLE | 作詞 | 作曲 |
|---|---|---|---|
| 1 | ONE NIGHT STAND | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 2 | Guilty Vanity | 森重樹一 | 戸城憲夫 |
| 3 | JUST A ROCKIN’NITE | MORISHIGE, JUICHI |
MORISHIGE, JUICHI |
| 4 | 月が昇る頃には | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 5 | MAYBE I’M A FOOL | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 6 | I WANT YOUR LOVE | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 7 | La Vie en Rose | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 8 | 風になる(from 松尾宗仁SOLO) | 森重樹一 | 松尾宗仁 |
| 9 | DEAR MY FRIEND | Juichi | SOWNIN MATSUO |
| 10 | HOW | 森重樹一 | 戸城憲夫 |
| 11 | I CAN’T STOP DANCIN’ | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 12 | WHISKY, R&R AND WOMEN | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 13 | I’M GETTIN’ BLUE | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 14 | SNAKE HIP SHAKES | Juichi | SNAKE HIP SHAKES |
| 15 | DON’T STOP BELIEVING | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 16 | GARDEN OF ROSES (with STRINGS) |
森重樹一 | 森重樹一 |
| 17 | GLORIA | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 18 | それゆけ!R&R BAND | 森重樹一 戸城憲夫 |
戸城憲夫 |
| 19 | オフ・ショット映像 | ||
| 20 | 松尾宗仁、大いに語る |
「JUST A ROCKIN’NITE」発売後のツアー以降、沈黙していたZIGGYが、久々に姿を現した2005年7月2日の日比谷野音でのLIVEを全曲完全収録したDVD。最近のZIGGYのLIVE映像アイテムに必ず収録されている開演前のバックステージ&リハーサル風景は今回も収録。更に松尾の5分ほどのトークも特別収録されており、当日LIVEに行けなかった人も、行った人も楽しめる親切設定なDVD。
とは言え、この日のLIVEは、観客のリアクションに業を煮やした森重が観客を怒鳴りつけたり、不用意な発言を何度もした上に選曲が悪い…とファンからはあまり評判のいいLIVEではなかった。しかし不穏なMCを大幅にカットし、ミックスを変え、[4]での煽りを不快に感じさせないなど商品としてのクオリテイアップに気を配った点は評価すべき。
最大の売りはアレンジを大幅に変え、小編成の弦楽器隊をバックにした[16]。この4人のZIGGYでは初の演奏となるだけに興味深い。ROCK’N’ROLL BANDとしてだけでないZIGGYの音楽性の幅広さを実感させられる。
最後に私見。契約等の問題は当然あるにしても、DVD発売を前提にLIVEをするのではなく、客もメンバーもベストと感じたLIVEを発売するといったスタイルに変えてはもらえないだろうか?一ファンとして大人の事情は理解しつつも、あえてそういった提案をしておきたい。
※この記事は過去に運営されていたファンサイトの記事を元に再構成させていただきました。
SPACE SHOWER ARCHIVE ZIGGY LIVE 9002
| No | TITLE | 作詞 | 作曲 |
|---|---|---|---|
| 1 | SWEET SOUND OF R&R | 森重樹一 | 戸城憲夫 |
| 2 | それゆけ!R&R BAND | 森重樹一 戸城憲夫 |
戸城憲夫 |
| 3 | MAKE IT LOUD | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 4 | ONE NIGHT STAND | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 5 | HOT LIPS | 森重樹一 | 森重樹一 松尾宗仁 |
| 6 | I WANT YOU TO KISS ME ALL NIGHT LONG | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 7 | LAST DANCEはお前に | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 8 | SING MY SONG | 森重樹一 | 戸城憲夫 |
| 9 | EASTSIDE WESTSIDE | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 10 | I CAN’T STOP DANCIN’ | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 11 | GLORIA | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 12 | FEELIN’ SATISFIED | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 13 | I’M GETTIN’ BLUE | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 14 | BURNIN’ LOVE | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 15 | HOW | 森重樹一 | 戸城憲夫 |
| 16 | CRISIS | 森重樹一 | 森重樹一 |
| 17 | BORN TO BE FREE | 森重樹一 | 森重樹一 |
| ボーナストラック 2月18日 スタジオ・リハーサル 2月20日 当日リハーサル |
雪の降る中行われた、90年2月20日の2度目の武道館公演を収めたDVD。元々は「スペースシャワーTV」(日本初の音楽専門チャンネル)の番組内で生中継されたTV用映像がソースになっている。
近年のメルダック、徳間製のZIGGY関係DVDのように、メンバーの会場入りからスタートし(お約束通り松尾は「ド遅刻」)、本編に入っていく構成。
演奏は荒く森重のヴォーカルが引き気味…など、ミックスもあまり良いとはいえない。人気絶頂期のLIVEとはいえ、このDVDでしか見られないといった特別な内容もなく、個人的にはあまり語るところのない映像集だが、ボーナストラックで付けられたリハーサルシーンは良かった。武道館公演の2日前のスタジオリハ(「ONE NIGHT STAND」)と、公演当日の武道館リハの2種類が収められているが、前者は松尾を撮すと松尾の音が強調され、森重を撮すと森重の音が強調…といった感じにメンバーの音を単体で楽しめる点が興味深い。
※この記事は過去に運営されていたファンサイトの記事を元に再構成させていただきました。




















