ZIGGY
PROFILE
デビュー。そして黄金期
松尾、大山の加入でメンツが揃ったのを確認した4人は、以後、渋谷ラママ、屋根裏などでLIVEを行い、着実に動員を増やしていく。同じ頃「HOW」「BURNIN’ LOVE」のデモテープを作成、これが認められ87年7月、インディーズレーベルVICEより4曲入りミニアルバム「それゆけR&Rバンド」でZIGGYとして初のレコードを発売。このアルバムに収められた4曲は、後にもたびたび演奏され、ファンの間でも人気が高い。
しかし、このミニアルバム発売以前に彼らはメジャーデビュー盤である「ZIGGY IN WITH THE TIMES」を録音しており、そのアルバムは10月に満を期して発売された。このアルバムにはハードでワイルドな「EASTSIDE WESTSIDE」「LAZY BEAT」、ZIGGYの専売特許ともいえるポップロック路線「I’M GETTIN’ BULE」、森重のメロディメーカーとしてのセンスが光るバラード「6月はRAINY BLUES」「BIRDS ON STRINGS」など後の彼らの作風の典型パターンがすでに確立しており、粗削りながらも大物の風格を漂わせている。
デビューアルバムは、大きなセールスを収める事は出来なかったが、口コミによる評判、アルバム発売後の過酷なツアー(今や伝説の東北ロックサーキット、日比谷夜音のLIVEなど)などにより彼らの名前は徐々に認知されていく。
88年に入り、1月からレコーディングをスタートさせ完成したセカンド「HOT LIPS」は彼らの洋楽ミーハー的部分と日本人ゆえのメロディ嗜好がうまく溶け合った佳作だった。アルバムジャケットは、NEWYORK DOLLSの伝説的1STアルバムのパロディであり、何とそのNEWYORK DOLLSのギタリストであるJOHNNY THUNDERSとの共演「PLAYING ON THE ROCKS」が収録されるなど話題も多かった。
続く89年は、ZIGGYにとって、あまりにも大きな年であった。3月には初の海外(L.A)レコーディングによる「NICE&EASY」を発表、7月には、あのインディーズ時代の名盤をリメイクした「それゆけ!R&Rバンド RE-VISITED」が発売され,8月21日には初の武道館公演を行い(8/17のラママのライヴの追加公演という人を食ったアイデアが秀逸!)完全に上昇気流に乗った。そして何と、前作「HOT LIPS」収録曲だった「GLORIA」が柴門ふみ原作のTVドラマ「同級生」の主題歌となり、信じられない大ヒット(オリコン3位)を記録。遂には「ザ.ベストテン」にも出演し、お茶の間レベルでも認知される人気者になってしまう。しかし、この大ヒットにより「ZIGGYは売れるために魂を売った」「ZIGGY?あんなのロックじゃねぇよ」などという誤った認識を古くからのファンや頭の固いマニアから持たれてしまい、以後ZIGGYは現在に至るまでそういった世間の誤った認識から逃れられないままでいる。ファンならご承知のように「GLORIA」はずっと以前からあった曲であるし、まして売れるためにわざわざ作った曲ではない。そしてZIGGYの音楽が「GLORIA」のようなポップな曲ばかりでないのは、ファンなら誰でも知っている事だ。日本には、やたら「売れたからロックではない」「ポップだからロックではない」という認識を持ったロックファン(特に洋楽マニア)が多いが、そんな閉鎖的マニア根性は、いいかげんやめるべきであろう。
頂点。そして突然の休業宣言
「GLORIA」のヒットにより、ZIGGYは思わぬ事態に巻き込まれた。LIVE会場はそれまでのファン層を失い、「GLORIA」で彼らを知った女子中高生で埋め尽くされ、メンバーを複雑な立場に立たせてしまう。
それに反発するかのように90年4月に出された「KOOL KIZZ」は「得意な事をやった」というだけあって、まさにZIGGYの魅力を凝縮した素晴らしい作品になった。松尾のギターが冴える「WHISKY ROCKN’ROLL&WOMEN」 戸城の作曲センスが光る「928」、森重得意の王道路線の「DON’T STOP BELIEVING」など各曲のクオリティが異常に高い。このアルバムは、ちょうど「イカ天」などで起きたバンドブームの頂点の時期に発売されたこともあり,オリコン初登場で1位を獲得。誰が見てもこの頃のZIGGYは「飛ぶ鳥を落とす勢い」に見えた事であろう。
しかし、そんな中バンドの状況は決していいものではなかったらしい。松尾はこの頃、音楽性の違いなどで真剣に脱退を考えており、音楽をやめようかと思うほど追いつめられていたし、森重は会場とホテルの往復の中で、自分の中から出てくる詩が書けないことに苦悩し、ついに突然の「無期限活動停止」宣言を行い、ファンを驚かせた。そして91年1月10日の幕張イベントホールでのステージを最後に一旦ZIGGYの4人は空前のバンドブーム沸くシーンから姿を消した。

ライブハウスが楽しい。ノリノリ光栄
こんにちは、極楽倶楽部の情報がまだまだ届いてないです。よろしくお願いします
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