ZIGGY

DOCUMENT2007 NOW AND FOREVER

DOCUMENT2007

商品番号:TKBA-1111
Release Date:2008.02.27
最高位:
収録時間:122分

No TITLE
1 REHEARSAL 2007.02.05 & 02.06
2 Album “NOW AND FOREVER” RECORDING 2007.June
3 渋谷CHELSEA HOTEL 2007.07.13
4 「東西夏開き」LIVE SHIBUYA-AX 2007.07.16
5 REHEARSAL & ZIGGY TOUR 2007 “NOW AND FOREVER” 2007.November
6 京都MUSE 2007.11.08
7 九州キャンペーン(京都→小倉→博多) 2007.11.09
8 福岡DRUM Be-1 2007.11.10
9 岡山CRAZY MAMA KINGDOM 2007.11.11
10 移動日(岡山→神戸) 2007.11.12
11 神戸VARIT 2007.11.13
12 名古屋キャンペーン(神戸→名古屋) 2007.11.14
13 横浜アリーナサウンドホール 2007.11.18
14 HEAVEN’S ROCKさいたま新都心VJ-3 2007.11.23
15 名古屋E.L.L 2007.11.25
16 大阪BIG CAT 2007.11.26
17 仙台MACANA 2007.12.03
18 札幌キャンペーン(仙台→札幌) 2007.12.04
19 札幌PENNY LANE24 2007.12.05
20 移動日(札幌→東京) 2007.12.06
21 HEAVEN’S ROCK宇都宮VJ-2 2007.12.18
22 渋谷C.C.Lemonホール 2007.12.21
23 カウントダウン2007-2008「Don’t worry, Be happy」Shibuya O-EAST 2007.12.31

ZIGGY史上初の完全な「ドキュメンタリー作品」。

問題作「NOW AND FOREVER」のアルバムリリースに向けてのリハーサル、録音から始まり、全国ツアー、2007年12月31日のカウントダウンLIVEまでの日常を切り取ったタイトル通りの内容。近年の映像作品はドキュメンタリー要素の強いものもあったとはいえ、完全に演奏された曲が1曲もない本格的なものは初めてだ。

貴重なラジオ出演時の模様、新幹線の車中、LIVE会場でのリハーサル、滞在先での朝の様子…など、どれも関係者以外はのぞき見ることが出来ない貴重なシーンの連続で、見所は全てと言っても良い。音楽と同時にメンバーの人となりが好きな人ならば、見て損のない内容だと断言してもいいだろう。

活動休止へと至るバンド末期の悲惨な運命…と言ったものは微塵も感じられない。自分たちに出来る事を出し切り、そしてそれを楽しんでいる様が伝わる。(こういう言い方は不適切かもしれないが)ZIGGYは最後までZIGGYらしかった…と感じることが出来る。

音楽的には、ツアー唯一演奏された「愚か者のパレード」を見ることが出来る[21]、中島卓偉、三国義貴、河辺健宏をゲストに迎えた[23]が貴重だが、特に[1][2]の顔を揃えたばかりの不安定さが滲み出るリハーサルと、緊張感と雰囲気の良いリラックスムードを両方感じる事が出来るレコーディング風景は必見だろう。

ただ一つ残念なことは、電車の中や駅の構内で会話が多く、会話が聞き取りづらい部分もあることのみだ……。

※この記事は過去に運営されていたファンサイトの記事を元に再構成させていただきました。


NOW AND FOREVER

ZIGGY_N&F

商品番号:
LIVE CD EDITION/TKCA-73262
PV EDITON/TKCA-73267
Release Date:2007.10.24
Produced by:ZIGGY
最高位:58位

Disc1(PV EDITIONはCD EXTRAにて[5]のPV収録)
No TITLE 作詞 作曲 動画 歌詞
1 CRAZY HORSE IN MY HEAD 森重樹一 森重樹一松尾宗仁 動画
2 溢れる光を抱いて 森重樹一 森重樹一松尾宗仁 動画
3 その歌になり、その風となる 森重樹一 森重樹一 動画 動画
4 WHISKY RIVER に虹を架けてよ 森重樹一 森重樹一 動画
5 LEWIS 森重樹一 松尾宗仁 動画 動画
6 何もかもキャンセル 森重樹一 松尾宗仁 動画
7 DAISY 森重樹一 森重樹一 動画
8 Johnny Lightning 森重樹一 松尾宗仁 動画
9 NOW AND FOREVER 森重樹一 森重樹一 動画
10 深い紫色の 森重樹一 森重樹一 動画
Disc2(LIVE CD EDITIONのみ)
No TITLE 作詞 作曲 動画 歌詞
1 LEWIS 森重樹一 松尾宗仁 動画 動画
2 その歌になり、その風となる 森重樹一 森重樹一 動画 動画
3 BURNIN’ LOVE 森重樹一 森重樹一 動画 動画
4 GLORIA 森重樹一 森重樹一 動画 動画
5 I’M GETTIN BLUE 森重樹一 森重樹一 動画 動画

では、ZIGGYで何やる?って考えたら、
もう精神性でしかないんですよね。20年間の精神性。

森重樹一/「MUSIC UP’S」vol.38 インタビューより

津谷正人脱退後初のアルバムで、通算15作目のフルアルバム。前作「JUST A ROCKIN’NITE」から2年9ヶ月ぶりという長いインターバルで発表された。 空席のベースには、サポートとして元ストリート・スライダーズのJAMES(市川洋二)が迎えられ、松尾をサポートするもう1人のギタリストとして、THE PRODIGAL SONSからJIMMYが招かれる。結果、デビュー以来初の5人編成となったが、アマチュア時代、戸城憲夫加入前のZIGGYは5人編成であり、本来の姿に戻っただけなのだ。

このアルバム発表後のツアーで、森重は、松尾を「バンマス」と紹介したことからもわかるように、音作りの主導権は、どちらかというと松尾にあり、彼が標榜するROLLING STONES的ROCK’N ROLLを基本ラインに、森重のSION影響下の内省的な歌が絡むといったTHE PRODIGAL SONSの延長線上の音作りがなされている。

しかし、この路線で行くならば、宮脇の存在感は稀薄であり、サウンド的に彼の手数の多い重たいドラムはミスマッチになるものだが、向上心の強い彼らしく、チャーリー・ワッツ(THE ROLLING STONESのドラマー)を研究するつもりで、松尾、森重の方向性を受け入れ、キッチリとアーシーなサウンドに対応したドラムを叩いている。

一方の森重が、このアルバムで重要視したことは”言葉”だ。松尾と宮脇の音楽的ミスマッチを考えた上で、森重は、このバンドが「ZIGGY」である必然性を表現するには、音ではなく”言葉”であるとの結論に達した。”言葉”を優先させた上で、そこに松尾、宮脇の二人がアプローチするという形を取るのが、それぞれのソロプロジェクトとは重ならないZIGGYである必然性と森重は考えたのだ。

[7]の「掛け違えたボタン~」といったフレーズは、暗にZIGGYの現状を物語っており、印象深いが、それ以上にインパクトのあるのが「I’M GETTIN BLUE」のアンサーソングである[9]であり、「BIRDS ON STRINGS」のアンサーソングである[5]だ。[9]はレコーディングで真っ先に提示された曲であり、このアルバムの言葉の重要性を位置づけた指標となる曲である。

松尾が、ファンキーな[6]や、60’sのストーンズを思わせるオールドロックンロール[8]など、かなりの洋楽嗜好で、マニアックなものを提供する一方、森重は、[3][4][10]でSION影響下の、内省的なシンガーソングライター然としたナンバーを提供。特に[3][10]のヴォーカリストとしての彼の成熟度、表現力には堂々とした風格があり、舌を巻く。

ストーンズ影響下のロックンロールバンドとしては、[1][2]の完成度は素晴らしいの一言に尽きる。特にJIMMYのワウを効かせたソロと、松尾のリフのギターアンサンブルの素晴らしさに加え、サビの親しみやすい歌メロが融合された[2]は、完成された新しいZIGGYの音となっており、もはやZIGGYはB級バンドではなく、本格的なロックバンドになったことを実感させられる。

しかし、このアルバムが従来のZIGGYファンに好意的に受け入れられたとは思えない。ZIGGYの主なパブリックイメージとは、森重の「歌もの」であり、SHSや戸城憲夫在籍時のハードロック色の濃い上に親しみやすいメロディがある日本人ならではのロックだからだ。ゆえに、このアルバムはクオリティとは全く無関係にファンからの評価は低く、「ZOO&RUBY」「CRAWL」同様、問題作となってしまった。このファンの評価が、ZIGGYの名の下で活動する不自由さを一層明らかにした結果として、彼らは、2007年末のカウントダウンLIVEを最後に無期限活動停止という結論を下すことになる。

なお、この作品は、近年の(ZIGGYに限らず)CDの売り上げ減少に対する防衛策として、2種類の商品が用意された。一つが[5]のプロモーション・ビデオをCDエクストラで収録した「PV EDITION」であり、もう一つは2007.07.22の大阪BIG CATでのLIVEテイクを5曲収めたCDが追加された2枚組「LIVE CD EDITION」である。これは、20年に及ぶZIGGYの歴史で初めて登場したLIVEアルバムということになる。

※この記事は過去に運営されていたファンサイトの記事を元に再構成させていただきました。


東西夏開き!! LIVE 2007 at SHIBUYA-AX

東西夏開

商品番号:TKBA-1108
Release Date:2007.10.24
最高位:
収録時間:110分

No TITLE 作詞 作曲
1 OPENING
2 STRIP DOWN Juichi Juichi
3 DEADEND KIDS Juichi SOWNIN
MATSUO
4 La Vie en Rose 森重樹一 森重樹一
5 I WANT YOU TO KISS ME ALL NIGHT LONG 森重樹一 森重樹一
6 悪魔と踊れ 森重樹一 森重樹一
7 HAPPY GO LUCKY Juichi Juichi
8 愚か者のパレード Juichi SOUNIN
MATSUO
9 その歌になり、その風となる 森重樹一 森重樹一
10 LEWIS 森重樹一 松尾宗仁
11 JUST A ROCKIN’NITE MORISHIGE,
JUICHI
MORISHIGE,
JUICHI
12 I CAN’T STOP DANCIN’ 森重樹一 森重樹一
13 それゆけ!R&R BAND 森重樹一
戸城憲夫
戸城憲夫
14 翳りゆく夏に Juichi Juichi
15 GLORIA 森重樹一 森重樹一
16 I’M GETTIN’ BLUE 森重樹一 森重樹一
17 BURNIN’ LOVE 森重樹一 森重樹一
18 HEAVEN AND HELL Juichi Juichi
19 流転 Juichi Juichi
20 You don’t have to worry Juichi Juichi

大阪と東京の2公演のみ行われた「東西夏開き」は、約3年ぶりのステージということもあり、多くの観客動員に成功。また、津谷正人脱退後、THE EASY WALKERSのJIMMY(g)、元ストリートスライダーズのJAMES(b)を加え、5人編成となったZIGGYのお披露目LIVEということもあり、今後の彼らの方向性を占う意味でも重要なLIVEだった。

このDVDは、熱狂のステージを繰り広げた2007年7月16の渋谷AXでのLIVEを、一部のMC除いて完全収録したものだ。曲目は、ブルージーなロックンロールを中心に王道ナンバーを絡ませたもので、問題作となった「NOW AND FOREVER」の予告編的意味合いも感じられる。

意表をついた[1]から始まるLIVEだが、この曲こそ松尾宗仁主導のZIGGYの形が、ハッキリと刻まれていると言っていいだろう。JIMMYにリードギターを任せ、気持ちよさそうにリズムギターを弾く松尾宗仁からは、このDVDの主役といった風情を感じることが出来る。

とはいえ、ZIGGYの”顔”である森重も、充実したパフォーマンスを見せてくれる。好リアクションを示す観客にも助けられ、機嫌良く歌う森重の姿がうれしい。ステージ向かって右に添えられた花も再出発のお祝いムードを演出し、度々画面に現れるのが印象に残る。

残念なことは「君達、ホントにZIGGY好きね」という観客のZIGGYに対する深い愛に理解を示した松尾のMCがカットされたことだろうか?

※この記事は過去に運営されていたファンサイトの記事を元に再構成させていただきました。


SPACE SHOWER ARCHIVE ZIGGY LIVE 9002

SPACE_SHOWER

商品番号:MEBR-3003
Release Date:2006.12.22
最高位:
収録時間:90分

No TITLE 作詞 作曲
1 SWEET SOUND OF R&R 森重樹一 戸城憲夫
2 それゆけ!R&R BAND 森重樹一
戸城憲夫
戸城憲夫
3 MAKE IT LOUD 森重樹一 森重樹一
4 ONE NIGHT STAND 森重樹一 森重樹一
5 HOT LIPS 森重樹一 森重樹一
松尾宗仁
6 I WANT YOU TO KISS ME ALL NIGHT LONG 森重樹一 森重樹一
7 LAST DANCEはお前に 森重樹一 森重樹一
8 SING MY SONG 森重樹一 戸城憲夫
9 EASTSIDE WESTSIDE 森重樹一 森重樹一
10 I CAN’T STOP DANCIN’ 森重樹一 森重樹一
11 GLORIA 森重樹一 森重樹一
12 FEELIN’ SATISFIED 森重樹一 森重樹一
13 I’M GETTIN’ BLUE 森重樹一 森重樹一
14 BURNIN’ LOVE 森重樹一 森重樹一
15 HOW 森重樹一 戸城憲夫
16 CRISIS 森重樹一 森重樹一
17 BORN TO BE FREE 森重樹一 森重樹一
ボーナストラック
2月18日 スタジオ・リハーサル
2月20日 当日リハーサル

雪の降る中行われた、90年2月20日の2度目の武道館公演を収めたDVD。元々は「スペースシャワーTV」(日本初の音楽専門チャンネル)の番組内で生中継されたTV用映像がソースになっている。

近年のメルダック、徳間製のZIGGY関係DVDのように、メンバーの会場入りからスタートし(お約束通り松尾は「ド遅刻」)、本編に入っていく構成。

演奏は荒く森重のヴォーカルが引き気味…など、ミックスもあまり良いとはいえない。人気絶頂期のLIVEとはいえ、このDVDでしか見られないといった特別な内容もなく、個人的にはあまり語るところのない映像集だが、ボーナストラックで付けられたリハーサルシーンは良かった。武道館公演の2日前のスタジオリハ(「ONE NIGHT STAND」)と、公演当日の武道館リハの2種類が収められているが、前者は松尾を撮すと松尾の音が強調され、森重を撮すと森重の音が強調…といった感じにメンバーの音を単体で楽しめる点が興味深い。

※この記事は過去に運営されていたファンサイトの記事を元に再構成させていただきました。


ONE NIGHT STAND -真夏の夜の夢- 2005.07.02 AT 日比谷野外音楽堂

ONE_NIGHT_STAND

商品番号:MEBR-3003
Release Date:2005.9.14
最高位:
収録時間:114分

No TITLE 作詞 作曲
1 ONE NIGHT STAND 森重樹一 森重樹一
2 Guilty Vanity 森重樹一 戸城憲夫
3 JUST A ROCKIN’NITE MORISHIGE,
JUICHI
MORISHIGE,
JUICHI
4 月が昇る頃には 森重樹一 森重樹一
5 MAYBE I’M A FOOL 森重樹一 森重樹一
6 I WANT YOUR LOVE 森重樹一 森重樹一
7 La Vie en Rose 森重樹一 森重樹一
8 風になる(from 松尾宗仁SOLO)  森重樹一 松尾宗仁
9 DEAR MY FRIEND Juichi SOWNIN MATSUO
10 HOW 森重樹一 戸城憲夫
11 I CAN’T STOP DANCIN’ 森重樹一 森重樹一
12 WHISKY, R&R AND WOMEN 森重樹一 森重樹一
13 I’M GETTIN’ BLUE 森重樹一 森重樹一
14 SNAKE HIP SHAKES Juichi SNAKE HIP SHAKES
15 DON’T STOP BELIEVING 森重樹一 森重樹一
16 GARDEN OF ROSES
(with STRINGS)
森重樹一 森重樹一
17 GLORIA 森重樹一 森重樹一
18 それゆけ!R&R BAND 森重樹一
戸城憲夫
戸城憲夫
19 オフ・ショット映像
20 松尾宗仁、大いに語る

JUST A ROCKIN’NITE」発売後のツアー以降、沈黙していたZIGGYが、久々に姿を現した2005年7月2日の日比谷野音でのLIVEを全曲完全収録したDVD。最近のZIGGYのLIVE映像アイテムに必ず収録されている開演前のバックステージ&リハーサル風景は今回も収録。更に松尾の5分ほどのトークも特別収録されており、当日LIVEに行けなかった人も、行った人も楽しめる親切設定なDVD。

とは言え、この日のLIVEは、観客のリアクションに業を煮やした森重が観客を怒鳴りつけたり、不用意な発言を何度もした上に選曲が悪い…とファンからはあまり評判のいいLIVEではなかった。しかし不穏なMCを大幅にカットし、ミックスを変え、[4]での煽りを不快に感じさせないなど商品としてのクオリテイアップに気を配った点は評価すべき。

最大の売りはアレンジを大幅に変え、小編成の弦楽器隊をバックにした[16]。この4人のZIGGYでは初の演奏となるだけに興味深い。ROCK’N’ROLL BANDとしてだけでないZIGGYの音楽性の幅広さを実感させられる。

最後に私見。契約等の問題は当然あるにしても、DVD発売を前提にLIVEをするのではなく、客もメンバーもベストと感じたLIVEを発売するといったスタイルに変えてはもらえないだろうか?一ファンとして大人の事情は理解しつつも、あえてそういった提案をしておきたい。

※この記事は過去に運営されていたファンサイトの記事を元に再構成させていただきました。


ALL THAT ZIGGY III

ALL_THAT_ZIGGY_III

商品番号:MEBR-3005
Release Date:2005.06.22
最高位:
収録時間:115分

No TITLE 作詞 作曲
1 永遠のjustice 〜この道の果てに〜 Juichi Juichi
2 GLORIA 森重樹一 森重樹一
3 RIVER OF TEARS Juichi Juichi
4 DEAR MY FRIEND Juichi SOWNIN MATSUO
5 RAIN Juichi SOWNIN MATSUO
6 HEAVEN AND HELL Juichi Juichi
7 誓い~放浪者の丘の静けき夜~ Juichi Juichi
8 7th derection Juichi Juichi
9 My Love Juichi Juichi
10 INNOCENCE OF BLUE MORISHIGE,
JUICHI
MORISHIGE,
JUICHI

人気絶頂期に発売されたビデオシリーズの約15年ぶりの第3弾。ビデオクリップ集として紹介されることも多いが、実質的にはメンバーの赤裸々な証言が何よりも興味深いヒストリービデオである。(本来「III」と名付けられるべきなのは、92年から99年までのZIGGYの活動を網羅したものであって、むしろこのビデオは「Ⅳ」と考えるべきだろうが…)

戸城憲夫の脱退から始まった契約解除、バンド名使用制限などの逆境からSNAKE HIP SHAKESの立ち上げ、ZIGGY名義復活、そして現在の(松尾言うところの)倦怠期…といった激動の歴史を当時のプロモクリップを挟みながら、4人がそれぞれの立場で語るこのスタイルは、まさしくあの「ALL THAT ZIGGY」シリーズである。

既に雑誌のインタビュー等で語られていることが多く、驚愕の新事実!みたいなものはほとんど無いが、自身のスランプを克服した前向きなエピソードを語るJOE、「オレはヒールだから…」と言いながらもファンへの感謝をサラリと述べる松尾、いつも通り言葉を選びながら慎重に語る森重、まだファン気質が抜けないようにも見える様が微笑ましい津谷…と、それぞれの個性がにじみ出たインタビューはやはり抜群におもしろい。

もう一つの見所であるプロモクリップだが、[1]~[5]は、既に「SNAKE HIP SHAKES LAST FILM 2002」、[6][8]はシングルCD-EXTRAで発表済なのでありがたみはないが、他3曲は初商品化。中でも、聴力を失いつつある音楽家とその恋人の苦悩の日々を綴った物語風クリップ[10]が貴重であるし、メンバーが一切登場しない異色作として一度は見て置いても良いのではないだろうか?

※この記事は過去に運営されていたファンサイトの記事を元に再構成させていただきました。


20th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE -VICISSITUDES OF FORTUNE-
SNAKE HIP SHAKES NIGHT 2004.11.6 渋谷公会堂

渋公SNAKE_NIGHT

商品番号:MEBR-3003
Release Date:2005.03.02
最高位:
収録時間:122分

No TITLE 作詞 作曲
1 RAT RACER 森重樹一 森重樹一
2 SNAKE HIP SHAKES Juichi SNAKE HIP SHAKES
3 蒼ざめた夜 森重樹一 森重樹一
4 NEVER SAY DIE Juichi SOWNIN MATSUO
5 R&Rミュージックに首ったけ Juichi Juichi
6 RAIN Juichi SOWNIN MATSUO
7 DEAR MY FRIEND Juichi SOWNIN MATSUO
8 CLOUDY SKY BLUES Juichi SOWNIN MATSUO
9 MELANCHOLIA Juichi Juichi
10 GLORIA 森重樹一 森重樹一
11 Sweet little child〜ドラムソロ Juichi Juichi
12 DEADEND KIDS Juichi SOWNIN MATSUO
13 POISON CHERRY Juichi Juichi
14 HAPPY GO LUCKY Juichi Juichi
15 Stunt Flyers Juichi SOWNIN MATSUO
16 ACCEL Juichi SOWNIN MATSUO
17 BLACK OUT(失した週末に) Juichi Juichi
18 STRONG WILL Juichi Juichi
19 DON’T STOP BELIEVING 森重樹一 森重樹一
20 EASTSIDE WESTSIDE 森重樹一 森重樹一

結成20年を祝い、渋谷公会堂で行われたアニヴァーサリーLIVEの初日の模様を一部のMCを除いて、ほぼ完全収録したDVD。チケット発売時は客の入りが心配されたが、この初日はほぼ完売。2日目はソールドアウトという興行的に大成功を収めている。

実際にライブを見た際は、客の反応に対する森重のいらだちが目立ったり、森重から衝撃のMCがあったりなどピリピリムードが存在していたが、映像化されたのもはメンバーの楽しそうな表情などをうまくとらえており、私が当日感じた不快感はほとんど感じられないほど見事な編集になっている。

この日は、全力で駆け抜けたSNAKE HIP SHAKES時代の曲を中心の選曲で、改めて、この時期の楽曲の質の高さに驚かされる。よって見所はそれぞれの楽曲にあるのだが、中でもJOEのドラムソロのコーナーは圧巻だ。並のドラマーのドラムソロは退屈に感じるものだが、圧倒的なテクニックや得意のスティック回し、蛍光スティックによる暗闇でのパフォーマンスなど見る者を飽きさせない。他にも[16]で中間部のブレイクの後のギターの入るタイミングを松尾が間違えるシーンなど微笑ましい「らしい」シーンも楽しめる。三国義貴氏のキーポードのサポートが楽曲に微妙な変化を与えている点なども注目したい。

DVD本編終了後、「OUT TAKE」と題されたオマケに開演前に会場に入ってくるメンバー、楽屋での風景などが収録されており、その日のドキュメンタリーとして楽しみたい人は、まずここから再生するのも良いかもしれない。

※この記事は過去に運営されていたファンサイトの記事を元に再構成させていただきました。


20th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE -VICISSITUDES OF FORTUNE-
ZIGGY NIGHT 2004.11.7 渋谷公会堂

渋公ZIGGY_NIGHT

商品番号:MEBR-3004
Release Date:2005.03.02
最高位:
収録時間:130分

No TITLE 作詞 作曲
1 暗流 森重樹一 戸城憲夫
2 上海GIRL 森重樹一 森重樹一
3 HOT LIPS 森重樹一 森重樹一
松尾宗仁
4 ONE NIGHT STAND 森重樹一 森重樹一
5 I’M JUST A ROCK’N ROLLER 森重樹一 戸城憲夫
6 LET’S DO IT WITH THE MUSIC 森重樹一 森重樹一
7 悪魔と踊れ 森重樹一 森重樹一
8 愚か者のパレード Juichi SOUNIN MATSUO
9 BURNIN’ LOVE 森重樹一 森重樹一
10 午前0時のMERRY-GO-ROUND 森重樹一 戸城憲夫
11 STAY GOLD〜ドラムソロ 森重樹一 森重樹一
12 LAST DANCEはお前に 森重樹一 森重樹一
13 HAPPY GO LUCKY Juichi Juichi
14 I CAN’T STOP DANCIN’ 森重樹一 森重樹一
15 BORN TO BE FREE 森重樹一 森重樹一
16 WHISKY R&R AND WOMEN 森重樹一 森重樹一
17 EASTSIDE WESTSIDE 森重樹一 森重樹一
18 TOKYO CITY NIGHT 森重樹一 森重樹一
19 それゆけ!R&R BAND 森重樹一
戸城憲夫
戸城憲夫
20 I’M GETTIN’ BLUE 森重樹一 森重樹一
21 GLORIA 森重樹一 森重樹一
22 6月はRAINY BLUES 森重樹一 森重樹一

結成20周年ライブパート2。タイトル通り(1曲を除き)ZIGGYナンバーで構成された完全版である。以外にも「暗流」からのスタートとなるこのライブは、中盤、森重自身が自嘲的に「懐メロ大会」と言ってることからもわかるように、主に92年までの大山在籍時のナンバー中心の選曲となっている。

冒頭3曲の流れは、スペシャルなライブであるという事も踏まえて、レアな選曲とキッチリした演奏で見所多し。前日のピリピリしたムードは押さえられているのは、やはり「懐メロ大会」として気負い無く楽しもうというメンバーの(というか森重の)意識が現れたものなのだろう。

前日に続き、素晴らしいプレイのJOEのドラムソロももちろん必見だが、最大の見所は、三国義貴のピアノをバックに森重が歌い上げる[22]だ。神々しいまでの森重の歌いっぷりに感動する人は多いはず。この1曲だけでも買う価値は十分あると断言しても良い。また[10]は「ROCK AND ROLL FREEDOM!」発売後のツアーで演奏されたオリジナルとは全く別アレンジのバージョンなので、好き嫌いはともかく注目すべき点だろう。

また、もう一つの隠れた見所として「OUT TAKE」を挙げておきたい。珍しく遅刻する森重など、前日の疲れを正直に表したものになっており、彼らもやはり人間なのだという事を実感させられるおもしろいドキュメンタリーとなっている。

※この記事は過去に運営されていたファンサイトの記事を元に再構成させていただきました。


JUST A ROCKIN’ NITE

ZIGGY_JUSTAROCKIN

商品番号:MECR-2018
Release Date:2005.01.26
Produced by:ZIGGY、三国義貴
最高位:59位

No TITLE 作詞 作曲 動画 歌詞
1 JUST A ROCKIN’NITE MORISHIGE,
JUICHI
MORISHIGE,
JUICHI
動画
2 GO TO BLAZES MORISHIGE,
JUICHI
MORISHIGE,
JUICHI
3 ただ哀しくて MORISHIGE,
JUICHI
MORISHIGE,
JUICHI
4 てんで手に負えないのさ MORISHIGE,
JUICHI
SOUNIN
MATSUO
5 ムラサキノチョウタチヨ MORISHIGE,
JUICHI
MORISHIGE,
JUICHI
6 INNOCENCE OF BLUE MORISHIGE,
JUICHI
MORISHIGE,
JUICHI
動画
7 SILVER SILVER LIGHTNING MORISHIGE,
JUICHI
MORISHIGE,
JUICHI
8 JUNKY CRASH MORISHIGE,
JUICHI
MORISHIGE,
JUICHI
9 USELESS GENERATION MORISHIGE,
JUICHI
MORISHIGE,
JUICHI
10 MOONLIGHT CRUISE MORISHIGE,
JUICHI
SOUNIN
MATSUO

「単純に「年を重ねたから渋めのサウンドをやろうぜ」という発想ではないんだよ。逆に言えばハードなギターがあって当たり前という状況を一度否定して、そうではない音で攻めてみようというアプローチは、新鮮なステップであることは間違いないんだけど…」

森重樹一/「Rockin’ f」2005年インタビューより

SNAKE HIP SHAKESの活動以降、半年に一度のペースで新作をリリースしてきた彼らだが、「ROCK AND ROLL FREEDOM!」発表後、メンバーのソロ活動が活発化したため、1年4ヶ月の間をおいての新作発表。しかし、出来上がった作品は、またしてもファンの間で賛否両論が飛び交う問題作となった。

森重は「バッドボーイズロック」を前面に押し出したソロ活動に続き、かつての相棒・戸城憲夫のバンドThe DUST’N’ BONEZに加入。刺激的な相手との共同作業の素晴らしさを思い出し、ZIGGYの看板の重荷から解放された活動を満喫。一方、松尾宗仁は高樹リオ、宮脇’JOE’知史らとのGlass Dorcus と同時進行で、自分の趣味を全開にしたソロアルバムを発表。この時期、彼らにとって果たしてZIGGYが一番大事だったかは、かなり怪しい…。

40代のロックバンドとしての今後も踏まえた上で、新たなるZIGGY像を模索している状況下ゆえ、舵取りになる人物が必要であるという森重の提案で、共同プロデューサーに近年のツアーやレコーディングで親密だった三国義貴氏が選ばれ、04年内にアルバムをリリースすべくプリプロがスタートした。しかし森重と松尾で、曲に対するアプローチで意見が対立。しばらくして松尾は森重に「森重に合うのは、もっとテクニックのあるクラシカルなラインの弾けるギタリストではないのか?」と電話で提案。更に自身の音楽業界からの引退をもほのめかす。加齢や様々な出来事が彼を窮地に追い込んでいたのかもしれない。だが、森重にとって松尾は、神田和幸と並ぶ「自分の曲を最も理解しているギタリスト」である以上、彼の離脱は避けなければならない。一時期は解散も考えた森重だが、危機的状況を何とか乗り越え、レコーディングは続けられた。

こういった苦悩の結果か、アルバムは松尾と森重の共通の趣味を強調したかのような渋めのロックアルバムとなり(松尾のギターは明らかにソロ活動の延長線上であるROLLING STONESを意識した音になっており[4][9]のようなストーンズサウンドの再現ともいうべき曲も生まれている。)今までのZIGGYにあった明確なわかりやすいサウンドは影を潜めている(従来の森重節ともいうべき曲は[2][8]のみ)。「脱ハードロック」をテーマに作業が進んだためか、森重の渋めバラード路線[3]、まるで「ZOO&RUBY」時の作風に戻ったかのような完成度の高いポップソング[5]、美しいバラード[6]など「オトナのZIGGY」ともいうべき作品が目立つ。今回のアルバムを象徴するかの様なハードロック色を排したロックンロール[1]も完成度が高いが、これは[7]とともにメジャーデビュー前のZIGGYでも演奏されていた古い曲である。 また三国との共同作業故か、音質、アレンジともかなり美しい音に仕上がっていることも特徴だ。

だが、こういった路線に違和感を感じたのは一部のファンだけではなく、森重自身でもあったことは「BURRN!」などのインタビューからも明らかだ。

迷いが感じられる作品であるのは否定できない。だが、ZIGGYがこれからも継続していくなら、ここで提示された「オトナのZIGGY」は後々の活動のための大きな礎になっているはずだ。

※この記事は過去に運営されていたファンサイトの記事を元に再構成させていただきました。


ライブ帝国 SNAKE HIP SHAKES~ZIGGY

LIVE帝国

商品番号:JPBP-13033
Release Date:2004.11.05
最高位:
収録時間:44分

No TITLE 作詞 作曲
1 SNAKE HIP SHAKES Juichi SNAKE HIP SHAKES
2 Fallen Angels Juichi SOUNIN MATSUO
3 永遠のjustice〜この道の果てに〜 Juichi Juichi
4 POISON CHERRY Juichi Juichi
5 FLY HIGH FLY Juichi Juichi
6 HEAVEN AND HELL Juichi Juichi
7 MELANCHOLIA Juichi Juichi
8 AGAIN Juichi Juichi
9 La Vie en Rose 森重樹一 森重樹一
10 Stunt Flyers Juichi SOWNIN MATSUO
11 STRONG WILL Juichi Juichi
12 BLACK OUT(失した週末に) Juichi Juichi

1年ほど前に出た「ライブ帝国」シリーズの続編。今回もTVKの人気番組「ライブY」で放映された時のステージが収められている。

内容は2000年6月12日の横浜ベイホールのSNAKE HIP SHAKES時代のステージ([1]~[5])、とZIGGY名義復帰後初の関東でのライブである2002年5月21日のCLUB CITTA’のステージ([6]~[12])。(番組ではメンバーのコメントも収録されていたが、ここではカットされている)

当初「ライブ帝国 ZIGGY2」というタイトルで発売される予定だったが、発売延期、中止などの情報が飛び交いファンを心配させた後に何とか発売にこぎつけた。推測だが、当初は別の年代の音源を収録するはずだったのに、急遽差し替えになったのではないだろうか?

SNAKE HIP SHAKES時代のステージは、アルバム発売直前であり、必死にバンドを立て直そうとする力強い意志で動いていた時代の貴重な映像。メンバーのパフォーマンスも華がある。今となっては懐かしい長髪の松尾の姿を確認できることでも十分合格点。

しかしZIGGY名義復帰後のステージの方は、まだ未発表だった金盤からの[8]が演奏され、後の発表バージョンとは微妙な違いがあったりする…といった貴重性はあるが、演奏は荒く、森重の喉も本調子ではないようで華が感じられない。DVD未収録のインタビューで、松尾は「いやー、今日はよく間違えた」など言っていたが、[6]が完奏されず、ギターソロ前にとぎれてしまうのは、おそらく演奏失敗故だろう。

この映像は、考えようによっては全力疾走のSNAKE HIP SHAKESと、迷走期に入った現ZIGGYを象徴しているようにも見て取れる。ファンとしては複雑な思いが脳裏をよぎる罪なDVDかもしれない。

※この記事は過去に運営されていたファンサイトの記事を元に再構成させていただきました。


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